癒しには自力と他力の両輪があるといい

半世紀も人間をやってくれば

事の大小はあれど、

苦悩の体験は誰にもありますよね。

そもそも、この世は、

自分の思い通りになんて

なるはずがないのです。

それなのに、日々の暮らしでは、

「言えば思い通りになる」と、

自覚があるのかないのか、

相手を変えるためのコミュニケーションを

していることが、よ~くありますね。

「相手は変えられない」

「変えようとすれば、さらに事態は悪化する」

こんな宇宙法則の基本のキは、

知っていても、現場ではムシされて

しまっていることが多いと思いませんか?

「脱いだ靴下を、そこらへ放置するのは止めてよ!」

「電気は点けたら、ちゃんと消して!」

「食べた後のお茶碗くらい台所へ自分で運んで!」

日常の些細なイラつきが、

積もっていく・・・

いつしか、それもあきらめに変わります。

「どうせ言っても聞いてもらえない・・・」

大切にされていないような気がする

悲しみと寂しさと虚しさ。

やり場のない負の感情は

内側に蓄積されていきます。

負の感情で出来上がった人は、

負の色眼鏡をかけて

世界を見ます。

負のヘッドフォンをして

世界を聞きます。

見える世界、聞こえる世界、

みな負の世界。

楽しいはずのお友達の話も、

どこか斜に構えて聞いてしまい、

うとましい気持ちがムクムク…。

美的センスのいいお友達のファッションも

比較をしてしまって、見劣りする自分に

残念マークを貼りつける。

こんな毎日じゃ、楽しいことが

見つけられません。

ひとり沼地に落ちていく感覚になりますね。

ものすごく孤独感を感じることもあります。

するとね、

ペットさんが助けてくれるのです。

彼らには、飼い主さんが発している

オーラが見えています。

悲しいオーラ

寂しいオーラ

怒りのオーラ


大好きなママのオーラが

よどんでいたり、

トゲトゲしていれば

ペットさんにとっては一大事なのです。

特に、ワンちゃんは、自ら進んで

ママのオーラを癒やしに走ります。

猫さんより、ワンコの方が、

人との共感力が高いコの割合が多いようです。

犬は人につき、

猫は場につく

と言われる所以だと思いますが、

癒し猫さんもいますよね?

辛いとき、病気のとき、

うちのコがピッタリくっついて

離れなくなった体験をされた方も

多いのでは??

そういった分かりやすい態度を示さなくても

人間の家庭の中で暮らすペットさんは

少なからず、人の邪気を吸ってくれるものなのです。

怒りを吸えば、肝臓に負担が。

悲しみを吸えば、肺に負担が。

怖れを吸えば、腎臓に負担が。

こんな具合に、ペットさんの体調不良の

根本原因を深く深く

アニマルコミュニケーションと

カウンセリングで探っていくと、

飼い主さんの未解放の感情に

たどり着くことがよくあります。

飼い主さんにとっては、

耳の痛い話です。

だから、知らんぷりの人も多いですね。

薄々気づいていても、

矛先が自分に向くのを避けるために

シャッター、ガラガラ・・・

閉店なり。

回避すればするほど、

事態の収束は遅くなります。

やがて、ペットさんも力尽きて

お空へ旅立たれても、

それが終わりではありません。

二度とペットを飼わなければ、

回避し続けられるだろう作戦は、

あまりにも浅薄。

必ず、どこかで、

また違う形で露呈します。

こんなときのオススメは、

とっとと海に飛び込んじゃうことです。

案ずるより産むが易し。

溺れるかもしれない・・・

でも、大丈夫!!

誰かが、助け船を出してくれます。

飛び込む勇気は、

自分で持つしかない。

泳ごうとする気力も

自分次第。

でもね、そうやって一生懸命に

もがいていると、

ちゃんと浮き輪を投げてくれる人が

現れるのです。

そうしたら、

その浮き輪を遠慮なく

掴めばいい。

船に引き上げてもらえるよ。

苦悩は人生には付き物。

そんなときは、

まずは主体的に行動してみて!

そうして、他力にも頼ってみて!

自力と他力の両輪が

うまく機能したとき、

人生が、まっすぐに動き出すよ。

一旦、シャッターを下ろしちゃった人は、

まずは、開ける勇気を持つところから。

開けたいけれど、自力で開けるだけの

余力がないなら、一緒に開けてくれる人を

探すところから。

小さな一歩を出す勇気と行動が

ペットさんの体調を整えることに

つながるかもしれないですよ~

獣医さんも匙を投げた

うちのコの体調不良。

どうして治ったかって、

今まで気づかなかった

自分自身に気づいたから。

そして、このままじゃダメだと判断して、

自分のパターンと負のエネルギーを

解放したから。

手放して、初めて分かりました。

どれだけ重い鎖を引きずっていたかってね。

うちのコが、その半分を

背負ってくれてたんだってこともね。

同じ過ちを二度は犯さない!

そう心に決めました。

そして、

同じような苦悩の渦にいる

飼い主さんとペットさんに

浮き輪を投げられるといいなと

ある時、思いました。

この世が愛であふれているということを

実感できるようになるまで

伴走できるといいかなと思いました。

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