近しい人がペット依存に陥っているとき

前回のメルマガにも、

多くの反響がありました。

中には、ご両親にメルマガを

転送された方もおられました。

ご実家のワンコさんと、

飼い主さんであるご両親の関係性を

懸念されてのことでしょうね。

ご両親に理解する余地があればいいですが、

もし、まったくなければ、既読スルーか、

矢が刺さっちゃうかもしれません。

そして、くれぐれも、

こういうのは止めてくださいね!

「ほら、これを読んでごらん!

あなた、間違ってるわよ!」

お相手との関係性がこじれれば、

その負のエネルギーは、

またペットさんに向かいますから。

そして、相手は、正すために

居るのではありません。

あなたの鏡ですから。

「わからせてやろう!」

と、相手に思うなら、

その相手は、他でもないあなた自身。

わかってないのは、

自分ってことです。

残念ながらね。

相手は、コントロールできませんから。

支配的なコントロールは、

わかりやすいですよね?

威圧的に物申すとか。

だけれど、真綿のコントロール

ってのが、厄介です。

やんわり、やさしく迫ってくるから、

わかりづらいです。

気づいたら、相手の術中にハマってた・・・

みたいなね。

「だったら、どうやって、

相手に分からせればいいんですか!??」

と尋ねられるんですが、

そもそも、「わからせよう」と

いうのが、支配欲ですよね?

みんな、最善に生きているのですよ。

その瞬間、瞬間ね。

その行動をするのも、しないのも、

その人の信念に従っているのです。

それが、あなたの信念とは、

違っているから、軋轢が発生するだけ。

みんな一人ずつ、違うのです。

こうやって、言われれば、

「そりゃ、そ~だ!」

と、思えますが、

現場で咄嗟に、そうは思えないのが

人ってものです。

相手とのコミュニケーションの現場で、

腹が立つときは、もちろんですが、

心がモヤモヤするときは、

こう考えれば、心が落ち着きます。

「私、あの人に期待してたんだな…」

相手からのお返事に対する期待、

相手から得られる成果への期待、

相手の振る舞いに対する期待、などなど…

無意識の、相手への期待が

あなたを、ガッカリさせます。

「原因は、いつも自分の内側に!」

この法則の説明になりますね。

ストレートボールが返球されると

期待していたら、

変化球が飛んで来た!

みたいなね。

当然、そこは、×でしょ?

と思ってたら、〇だった!!

それって、人としてどうなのよ!!!

みたいなね。

こんなこと、日常茶飯事じゃないですか?

この世は、自分の思い通りになることなんて、

ほぼほぼない!

くらいに思っておけば、

あまり他人に期待しなくなりますし、

思い通りにコトが運んだときに、

喜びが大きくなりますね。

期待をくじかれた!

と感じるのは辛いですからね。

自分の心の立ち位置を

どこに置くかで、

物事の解釈は大きく変わります。

なるべくハッピーで

いられた方がいいですよね?

ってことで、

近しい人が、ペット依存に陥っていても、

それを正そうとすれば、逆効果。

ということを、知っておいてくださいね。

ペット依存になる素地は、

その方の心の奥深くにありますから。

表面をつついても、

痛いだけです。

ベストなタイミングで、

心の扉を開くときがきますから。

その時まで、待ってあげてくださいね。

心の奥深くを癒やすとき、

涙とともに、抱えていたものが

昇華されていきます。

人は、みな、こうして

自分で自分を癒やす力を

持っています。

その力を信頼してやってください。

待つこと、見守ること、

それも愛。