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△から〇へ 野生が教えてくれる境界線

先日のメルマガVol.1119

『クジラに逢えなかった旅が、わたしに残した贈り物』

そのあとに、読者の方からこんな感想をいただきました。

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感想①

人はいつもピラミッドの頂点に居る…
と思っているようだけど、
ピラミッドなんかはなくて、
みんな同じ位置にいるのだと思います。

そしてそれぞれに役割を果たす。

そうすることで循環が生まれ、
そしてまるっとひとつの丸になる。

それはお互いがお互いを
受け入れている状態なのかな…と思ったり。

今は丸ではなく、あちこち出っ張ったり引っ込んだりして…
りかさんのたおやかな世界になったら
出っ張りも引っ込みもなくなるかな。

クマには熊の、ヒトには人の解決すべき問題があるのに、
問題をすり替えているような気がします。

正しいも間違いもない…在るのは、りかさんが仰る根っこ。

私の根っこはどうなんだ?と考えさせられました。

小さくてもいい!自分の周りから
小さな小さな幸せの波紋が
広がっていったらいいなぁ…と思いました。
(ましゅさん)

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感想②

北海道はもぅ札幌でも、
いつどこで熊に出逢ってもおかしくないです。

私も道内旅の間に知床で見かけました。

つい先日は道南方面で親子熊にも遭遇しました。

りかさんの言う『境界線』
人間でも仕事でも何でも、とっても大事ですよね。

私もその自分の境界線が昨年くらいから
ハッキリすることができるようになって、
言葉でも伝えることができるようになってから、
より楽にブレなくなり、
それができてやっと『自分のままで良い』と
本当の意味のgoサインが出た氣がします(^^)

ご無事に帰還されたようで何よりです(^^)
(iosirisさん)

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ご感想、ありがとうございました。

とてもうれしく拝読しました。

あの知床の朝、

荒れ模様のグレーの海を眺めていると、

自分も大きな循環の中にいるのだと感じました。

道路の向こうは、森の生き物の領域、

波打ち際を越えれば海の生き物の領域。

境界線は確かに存在していて、

それを尊重するからこそ共生が成り立つのです。

わたしが目指すのは、ピラミッド型の△社会ではなく、

みんな横並びの円環型〇の社会。

自然を支配しようとする姿は△。

互いを尊重し、共生の道を探る姿は〇。

どうすれば〇の社会で豊かさを循環させられるのか?

その答えは、やはり「人の意識」にあるのだと思います。

一人ひとりの心の在り方。

そして日本人全体の集合意識としての在り方。

人と人との境界線はもちろん、

人と自然との境界線を互いに知り、尊重し合うこと。

その積み重ねの先に、小さな幸せの波紋が広がり、

やがて未来の調和へとつながっていくのだと感じます。

読者さんからいただいたご感想のおかげで、

また活動をしていく上で、大切にしたいことを

改めて確認できました。

ありがとうございます。

みんなで一緒に、

円環型〇の社会を創っていきたいですね。

誰かが誰かを支配して、

支配した者が得をして、

支配された者が理不尽な思いをする。

誰かが我慢しなくちゃならない関係性は、

もうおしまい。

ペットさんもね。

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