魂が肉体を抜ける、その一瞬前まで。
「50代以降の人は、
固定観念が強いから、
ここから変わっていくのは難しい」
先日、動画を観ていたら、
そんなお話をされている方がいました。
確かに、木の年輪が増えるほど、
幹は太く、硬くなっていきます。
年輪が少ない若木なら、
風が吹いたとき、しなやかにたわむことができる。
けれど、長い年月を生きた木は、
簡単には曲がらない。
人も同じなのかもしれません。
長く生きれば生きるほど、
「こうするべき」
「普通はこう」
「私は間違っていない」
そんな観念が、
幾重にも積み重なっていきます。
だからといって、
「50代からは変われない」
と切り捨てられてしまうのは、
なんだか残念……。
その言葉が私の胸にチクリと刺さったのは、
わたし自身が、まだまだ人間力を高めたい
と思っているからなのでしょう。
わたしは、魂が肉体を抜ける、その一瞬前まで、
人には成長の余地があると思っています。
昨日より今日。
今日より明日。
たったひとつでも、
自分の見方が変わったなら、
人生はその瞬間から違う方向へ動き始めます。
そのために必要なのは、
才能でも、若さでもありません。
私は、何よりも「素直さ」だと思っています。
もちろん私の中にも、
「そうじゃない!」
「でも!」
「だって!」
と抵抗したくなる心はあります。
むしろ、ムクムクと勢いよく
育つこともあります(笑)
けれど、
その抵抗を無自覚のままにしていると、
言葉に出ます。
言葉に出さなくても、表情や態度に出ます。
そして、周りの人の心に、
小さな緊張を生み出します。
それでは、わたしが目指している
「たおやかな地球創造」から、
少しずつ離れてしまいます。
ですからわたしは、抵抗が出てきたときほど、
意識して素直さを取り戻すようにしています。
そもそも、この世界で、
自分の思いどおりになることなど、
ほとんどありません。
予定が変わる。
思うような返事が来ない。
誰かが期待どおりに動いてくれない。
こちらの善意が伝わらない。
そんなことは、毎日のように起こります。
そのたびに抵抗するのか、
いったん受け容れてみるのか。
その選択によって、一瞬先の未来は、
二つに分かれていきます。
受け容れるというのは、
我慢することでも、
自分を押し殺すことでもありません。
「私は今、何に抵抗しているのだろう」
そうやって、自分の内側を見つめてみることです。
すると、抵抗の源が見えてきます。
大切に扱ってほしかった。
わかってほしかった。
失敗した人だと思われたくなかった。
自分の価値を否定されたように感じた。
外側の出来事に見えていたものが、
実は、自分の内側にある痛みや怖れを
教えてくれていたと気づくのです。
ここでもやっぱり、世界は合わせ鏡ですね。
自己理解が進むと、
それまで受け容れられなかったものが、
少しずつ受け容れられるようになります。
器が大きくなります。
いちいち反応しなくて済むようになります。
許容範囲が広がるので、
だいたいご機嫌でいられる。
これが、とっても楽なのです。
もちろん、イヤなものはイヤでいい。
好きではないものを、
無理に好きになる必要もありません。
ただ、
「誰かのせいでイヤ」
「環境のせいで不幸」
「お金がないからできない」
「時間がないから仕方ない」
と、イヤの原因をすべて外側に置いてしまうと、
気に入らないことが無限に発生します。
そして、
不平、不満、愚痴、文句によって、
自分のエネルギーを自分で下げてしまいます。
これは、本当にもったいない。
不満が増えるほど、視野は狭くなります。
許容範囲も狭くなります。
野球で言うなら、ストライクゾーンが、
どんどん小さくなっていくようなものです。
とても狭いストライクゾーンへ、
毎回完璧なボールを投げ続けるのは、
周りの人にとって、とても難しいことです。
少し外しただけで、不満の種にされてしまう。
そうなると、人は少しずつ離れていきます。
嫌いだからではありません。
エネルギーを消耗するからです。
さらに、そんな自分に嫌気がさして、
自分責めまで始めてしまったら、
周りはもっと気を遣います。
気を遣うとは、その人との関わりの中で、
エネルギーを使い続けるということでもあります。
だからこそ、
「お気遣いなく」
と、本心から言える人は、
とても器が大きいのだと思います。
無理に合わせなくてもいい。
機嫌を取らなくてもいい。
失敗しても、違う意見を言っても、
関係が壊れない。
本心と本音で関われる人たちと、
毎日を過ごせること。
それは、お金では買えない、
大きな豊かさです。
新しい地球では、
そんな関係性が当たり前に
なっていくのではないでしょうか。
支配する人と、従う人。
我慢する人と、我慢させる人。
正しさを押しつける人と、
自分を押し殺す人。
それは、
競争や上下関係によって成り立ってきた、
古い地球のシステム。
いわゆる、昭和的な観念なのかもしれません。
私たちは今、
古い地球と新しい地球の狭間を生きています。
古い価値観の中で育ちながら、
新しい意識へ移行しようとしている。
それだけで、かなりチャレンジャーな魂です。
特に、動物や植物、鉱物など、
地球由来の自然に心惹かれる人たちは、
新しい地球の感覚を、
すでにどこかで知っているのかもしれません。
動物たちは、人間の肩書きも年齢も、
過去の失敗も見ていません。
今、この瞬間、
その人がどんなエネルギーで
存在しているかを感じています。
だからわたしは、
新星アニマルコミュニケーション講座を始めました。
単に、動物の言葉を聞くためではありません。
動物たちとの対話を入り口に、
自分の固定観念に気づき、
自分の心の声を聴き、
新しい地球の在り方を思い出していくためです。
古い地球のシステムから少しずつ離れながら、
この地球に居たまま、宇宙が待ち望む
地球の姿へと統合していく。
そんな意識の覚醒と拡大を、
みんなで進めていけたらいいなと思っています。
宇宙存在も、
きっと地球の覚醒を応援してくれています。
そしてわたしは、人類の目覚めは、
日本人から始まると、なぜか確信しています。
何の根拠もありません。
けれど、
この仕事を生業にし始めた14年前から、
ずっと変わらず持ち続けている想いです。
日本に住んでいること。
日本のパスポートを持っていること。
安心して水を飲み、
学びたいことを学び、
自分の考えを言葉にできること。
それだけでも、私たちは、
すでに大きな豊かさを与えられています。
だからこそ、その豊かさを、
自分だけのものにしない。
世界への貢献へ。
地球への貢献へ。
私たちは、何歳からでも
変わることができます。
年輪は、私たちを硬くするために
刻まれたのではありません。
より深く根を張り、より多くの命を守る、
大きな木になるために刻まれてきたのです。
若木のようには曲がれなくても、
古い枝を手放し、新しい芽を出すことはできる。
魂が肉体を抜ける、その一瞬前まで。
私たちは、成長できる。
私は、そう信じています。
せめて、新しい地球の感覚を
持って生まれてきた人たちから、
「昔の人は頑固だから」
と言われないように(笑)
今日も、
自分の中の「でも」「だって」に気づきながら、
素直に、しなやかに、
可能性の扉を開いていきましょう。
見方が変わると、世界が変わる。
そして、自分の見方を変えられる人は、
何歳からでも、世界を変えていける人なのです。
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