昨年末に、1年半ぶりに募集をした
アニマルコミュニケーション個人セッション。
年末に用意した枠だけでは足りなくて、
実は、ご希望者さま全員のセッションが
今日、終わりました。
ワンちゃん、猫ちゃん、お空のコ。
みんな、人と同じように感情があり、
それぞれの言い分があり、
その行動には理由があります。
ペットさんたちにも、
人間と同様に、
そのコの生まれ持った気質
というのがあります。
これは、変えられません。
変えられないけれど、
うまくそれを利用して
行動を促してやることもできます。
すると、お困り行動に発展せずに
済むのですよね。
ところが、
そのコの気質が、どういったものなのか、
見抜けていなかったり、
誤解していることで
行動をこじらせてしまい、
早、○年・・・。
みたいなことに
陥っているケースは、
とっても多いですね。
分かりやすい例を
出してみましょう。
まずは、
気質を3つのタイプに
分けてみることができます。
①頭脳明晰型
②天然型
③安定型
とても大雑把ではありますが、
どれかの3つに当てはまると思います。
①頭脳明晰サンは、
とっても賢いのだけれど、
ウラがあるタイプ。
自分が優位になるように
行動できます。
なんなら、飼い主を
飼い慣らすくらいの
あざとさがありますね。
すごい観察力と洞察力です。
②天然チャンは、
①とは真逆のタイプ。
物覚えは、あまりよくないけれど、
真面目に、一つのことをやろうとします。
覚えたら、愚直に繰り返すので、
かわゆいです。
素直です。
③安定型のコは、
①でも②でもなく、
ほんとうに安定していて
あまりお困りごとが
発生しないです。
困らないから、
問題行動をきっかけにして
アニマルコミュニケーションには
お越しにならないですね。
病気やペットロスから
この世界の扉が開かれます。
いわゆる「飼いやすいコ」
というのが、このタイプのコです。
ご自分のおコさんが、
どのタイプか、
明確に把握されていると
そのコとの共同生活も
しやすいと思います。
どの気質であっても、
個性でよいのですが、
飼い主さんが、うちのコの
気質を把握しきれていないと
悲劇が始まります。
①と②の組み合わせの
多頭飼い。
まるで陰陽のようです。
こんなペアの飼い主さんからの
ご相談でよくあるのは、
「仲良くできない」
というもの。
人間に置き換えて
考えてみればわかりやすいと
思います。
A.頭脳明晰でバリバリのやり手
と
B.のんびり癒し系の人
Bさんは、Aさんのような
処理能力は持っていません。
同じペースで仕事はできません。
Aさんは、いつも
Bさんにイライラ・・・。
イライラしているのに、
Bさんは、いたってマイペース。
Aさんのイライラは募るばかり。
こんな職場の人間模様が
ご家庭のペットさんにもあるとしたら??
今、目の前で繰り広げられている
バトルの理由も読み解けませんか?
そうしたら、
飼い主さんは人間の知恵でもって
それぞれのコをうまく
扱ってあげればいいのです。
天然チャンは、悪気なく
頭脳明晰サンの邪魔になります。
だったら、天然チャンには、
頭脳明晰サンが、どうして欲しがっているのか
教えてやればいいし、
頭脳明晰サンには、天然チャンの
やり過ごし方を伝えてやればいいのです。
そもそも、飼い主さんが、
自分のコのタイプを
カンチガイしていることもあります。
飼い主さんの勘違いを解消して、
そのコのことを正しく理解してやるだけで
そのコの気持ちは収まります。
「やっとわかってもらえた」
と、ホッと安心して
ご機嫌、笑顔になることも多いです。
ここは人と違って、
自分をわかってもらえる人は
飼い主さん以外には、
なかなかいませんものね。
人は、親が理解してくれなくても、
知人、友人など、理解者を求めて
家の外に出られますからね。
ペットさんは、そうはいきません。
飼い主さんが、そのコの一番の
良き理解者でいてやって
ほしいと思います。
誤解が理解に変わった時、
そのコに安らぎがやってきます。
そのコの表面的な
行動や仕草ではなく、
本心を知り、本音を聞けるのが
アニマルコミュニケーションです。
あなたは、
ご自分のおコさんの
本心、本音をわかって
あげられていますか?