我慢は大敵！
但し、我慢と忍耐は違いますからね。
そこは混同しないように、
という前提のもと、
お話したいと思います。
あなたは、事あるごとに
ご自分の感情に気づいていますか？
悲しい気持ち
うれしい気持ち
淋しい気持ち
楽しい気持ち
イライラやムカツキ
惨めな気持ちや虚無感
無価値観や絶望を体験された方も
おられるかもしれませんね。
私たち人間の感情は、
もっともっとバラエティに富んでいます。
ヒトは、「感情の動物」と言われる
所以ですね。
感情について学んだり、
トレーニングを受けた方以外は、
感情に行動が支配されがちです。
日々の暮らしの中で、
気持ちに振り回されることはないですか？
ものすごい悲しみや怒りが
内側から込み上げてきているのに、
それを呑み込んでいませんか？
「この場は、私さえ抑えていれば
丸く収まる」
理不尽な要求、決めつけ、
果ては、罵りまで…
心で泣き、お顔は作り笑い、
はらわた煮えたぎる…
こんな状態が我慢です。
そして、
頭の中で呟くのです。
「どうして、私？」
「私は悪くない」
「私にだって言い分はある」
この脳内会話、実はダダモレです。
うちのコが、ぜ～～んぶ聞き取っています。
たとえ、その場になくても、
絆という見えない電話線で
つながっています。
良くも悪くも、
すべて筒抜け。
目の前で夫婦喧嘩しなきゃ
大丈夫だろう…
というのは大人の浅はかさです。
子どもも、ペットさんと同じです。
大人家族の負のエネルギーを
受け取っています。
「りこさん！
うちのコに伝えてください。
私の要らないものを
引き受けないでね！って」
こんな飼い主さんのご要望、
お気持ちは、よ～～くわかります。
わたしだって、そのご要望に
お応えできたら楽チンです。
とっとと、ペットさんと話して
理解してもらって、
納得してもらって、
癒せばいいのですから。
わたしが代行できるなら、
喜んでいくらでもジャンジャン
お引き受けしますよ！
でもね、この世の法則は、
そうは出来ていないのです。
自分のものは、
自分で処理するしかないのです。
仮に、どなたかが
代行してくれたとしましょう。
魔法使いに、取り急ぎ
サポートしてもらったとします。
一旦、状況は改善しますが、
それは頓服のようなものです。
一時的に体力を回復して
それをきっかけに体質改善を
行わなければ、また再発します。
我慢に我慢を重ねてきた人は
どこかで噴火するでしょう。
感情が噴火するなら
雨降って地固まったのち、
人間関係の改善がやってくるかもしれません。
感情の噴火口がない場合は、
ご自分のカラダが爆発するでしょう。
あるいは、
心が崩壊するかもしれません。
そして、ペット飼いの方は、
ペットさんが引き受けて
問題行動や体調不良という形で
ガス抜きしてくれるでしょう。
これも皮肉なことで、
お心当たりがある方にとっては、
お耳が痛いことでしょう。
不都合な真実ですね。
そういう観点で、世の中を見てみると、
理不尽な理由で、シツケされていたり、
病気治療されていたり、
果ては、捨てられる、
なんてことが起きていることに
気がつかれるでしょう。
「りこさん、次のコは
迎えられないのですか？」
こんなご質問をいただきます。
「まぁ、ご縁があれば来るでしょうね～」
と、お答えしつつ、
「もう勘弁してほしいな～」
という気持ちでもあります。
この不都合な真実を
知ってしまったからです。
生き物ですからね、
待ったなし！で
目の前で見せられます。
ただ、「かわいい～」だけの
存在ではなくなってしまいました。
言ってみれば、
わたしの脳内会話で
うちのコが不安定になるという
不安をどこかで抱えているとも
捉えられますね。
小雪には、トコトンしごかれました。
コンフォートゾーンの外側へ外側へと、
チャレンジし続けるように
仕向けられました。
ちょっとおサボリ・・・
が、許されませんでした。
おかげさまで、
専業主婦20年の世間知らずが
こうして法人設立まで、
こられたわけですけれどね。
最強のコンサルタントですよね(笑)
あなたの家のコも、
最強の人生コンサルタントに
違いありません！！
あなたが、我慢している感情があれば、
それをペットさんが体現する前に
ご自分で昇華することができます。
自分で自分をご機嫌に
してあげられるのです。
あなたを救えるのは、
あなた自身です。
自分でやったことだけが、
魂に記録として刻まれます。
ペットさんは、飼い主さんの魂を
成長させるためにやってきた
と言っても過言ではありません。
そしてまた、ペットさんも
飼い主をサポートすることで、
自らの魂を上げていくのでしょう。
ありがたい存在です。
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