マリア像の前で泣いた少女が、時を超えて語ってくれたこと

先日、ヒプノセラピー(前世療法)で、

とあるクライエントさんの過去世の旅に

付き添わせていただきました。

その旅は、まるで詩のように美しかったです。

そして、

想像を超えて、魂の記憶が、

ほどけていきました。

この体験の感想を、いただいた言葉のまま、

ここにご紹介させてください。

=====
麗樺さんへ

先日はヒプノセラピーをしていただきありがとうございました。

旅の間は時間の感覚がなかったので
3時間半も経過していたと思いもせず、
長時間にわたって付き添っていただいたことに感謝でいっぱいです。

麗樺さんの誘導で地球を離れる時
とてつもない喜びで泣いていました。

自然と感情が開く感覚ですでに癒されていました。

感情が解放される心地よさを経験し、
今の閉じこもりがちなわたしも変わるように思えます。

セラピーの翌日、教会での七五三の写真を見つけました。

カトリック幼稚園に通った認識を失っていました。

マリア様の像が一緒で、今、とても誇らしく嬉しい気持ちです。

以前、職場で(あなたがマリア様のご信仰なのだと
母が生前に言っていて、優しい理由がわかりました。)と、
まったく心当たりがない事を言われた記憶がありました。

対象者とそのような会話をしたこともないし、
まして特定の信仰は持っていないことを伝えました。

今、出産経験は無くて、仕事は高齢者との関わりで、
子どもと関わる機会は多くはありません。

時々、子どもの世話をすると
どの子も懐いて楽しそうと言われます。

看護実習で生後10ヶ月の子を受け持ったとき、
寝かしつけでうたを歌うと、
同室の大きい子どもたちも一緒に楽しそうに
歌っていて嬉しくてみんなで笑いました。

今世で縁がないことにも
過去世の経験を知ると納得できて自信が持てました。

過去世の旅で、町の子どもの輝く眼差しに
幸福感と達成感を得たことが今も胸をあたたかくします。

あのとき心臓が止まる時に、手を握る子どもの優しさに
母親の遺言を思い出していました。

愛と信仰心が、握る手からも窓の日差しや
中庭の樹木からも伝わってきてとても穏やかでした。

信仰について今世のわたしは知らずに生きてきました。

ただ、愛は、日差しにも樹木にも、
誰かの眼差しや手にも宿っていて、
自己肯定感や信頼を育むのだろうかと
過去世旅を通して感じました。

自分のあのあたたかい一生の幕引きは、
信頼することで与えられたものだと感じました。

今世、誰かの最期にもそのようにいられたら幸福です。

最期に会うことも叶わず母親と死に別れて、
ひとりぼっちで心細く、両親といつも通った教会の
マリア像の前に座って泣いていました。

優しくて美しいのに、わたしはひどく孤独でした。

今世、この歳でも、母親に執着して依存しがちな
自分にリンクしているのかと感じます。

誘導の旅では、実際は隔離されていて
会えなかった母親に会うことができ、
おかげさまで、しっかりと抱きしめてもらえたことで
孤独は消えていました。

遺言は、愛と信仰を大切にすること、
あなたを愛している。

もう立派なひとりの大人だと
認めてもらえて嬉しかったです。

今世のわたしもここから成長できるように思いました。

今も発見は続いています。

麗樺さん、貴重な豊かな旅を一緒に付き添っていただき、
ありがとうございました。

いつもありがとうございます!
====

…いかがでしたか?

わたしはこの文章を受け取ったとき、

クライエントさんの意識の奥で静かに、

エネルギーが脈打っているのを感じました。

母に会いたくても会えなかった少女。

孤独の中で差し出された小さな手のぬくもり。

マリア像の眼差しに重なる、母の祈りのような愛。

過去世で体験したことが、

今世の「行き詰まり」や「執着」と

不思議にリンクしている。

それが腑に落ちたとき、

もう、それ以上は何かを「努力して変えよう」と

しなくてもいいのだと気づける。

過去に凍っていた「感情」をただ、見て、

感じて、抱きしめてあげるだけで

未来が、勝手に、動き出すのです。

実は、このセラピーのシーンを、

先日Facebookにも掲載させていただきました。

画像で描いた「赤毛のおさげの少女」が、

石畳の道の先にある教会へ向かって歩く姿。

とても静かで、美しい旅路のひとコマです。

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https://www.facebook.com/peaceful.mind.rico/posts/pfbid0fiJ6UgnUr1sW2TTBapZga4jwoRa3XZy5YDJvVpQZYz3HnLuk9ZnPw1g2QWFNqnd3l

実はこの7月

わたしがずっとやってみたかった、

「過去世リーディング × セルフラブメソッド」を

組み合わせた初のワークショップを開催します。

セルフラブメソッドのワークと統合することで、

ただの癒しではなく、

「今と未来を動かす実践の場」として

再構築してみたのです。

なぜなら…

未来に向けて行動しようとしても、

その足を引っ張るのは、たいてい過去の情動記憶だから。

やりたいことがあるのに進めない。

どこかで理由もなく怖い。

同じパターンでつまずく。

こういった「ブレーキ」は、

燃料をくべて前に進もうとするより、

まず、輪留めを外す方が先なのです。

輪留めが外れた瞬間、

人生は自然に転がりはじめる。

わたし自身も、何度もこのプロセスを歩んできました。

そしていま、ようやくこのワークを「仕組み」として、

みなさんにお届けできるようになりました。

明後日は、「過去世リーディング講座」も開催します。

魂の記憶を紐解くことで、

今のわたしがもっと「本当のわたし」に戻っていけるように。

そして、見えない愛の記憶と再会できるように。

そんな時間になったらいいなと思っています。

過去に封じた自分を癒してあげたら、

いちいち振り返る暇なんて、なくなっていくの。

だってね、未来のわたしが、

「こっちよ」と呼んでいるのだから。

その声に、ただ、耳を澄ませるだけでいい。

きっともう、止めるものなんて、何もないから。

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