年度末になりました。
慣れ親しんだ環境とのお別れで
しんみりするのも束の間、
新しい環境へのワクワクとドキドキ。
こんな心境の方も
いらっしゃるでしょうね。
ご家族が新しい環境に
身を置かれるという方も
いらっしゃることでしょう。
ご家族が新天地へという方も
いらっしゃるでしょう。
ペットさんが一緒に暮らすご家庭で
家族メンバーに変化があるときは、
あらかじめ、ペットさんにも
その旨をお話してあげてくださいね。
お子さんが進学で家を出るような場合、
たとえ、そのお子さんとペットさんが
仲良しに見えなかったとしても、
伝えてあげてください。
ペットさんも家族ですからね。
気になるのです。
いつも居た人が
居なくなるのはね。
逆に、外に出てた人が
戻って来るとか、
お嫁ちゃんが来るとか、
そんな時も、
あなたなりの言葉で
十分伝わりますから
伝えてやってください。
3歳のお子さんでも
わかるような平易な言葉で
ゆっくりと話しかけてやってください。
「お兄ちゃんが、
いなくなるよ」
「新しいお姉ちゃんが来るよ」
「お父さんが帰って来るよ」
これは、人間家族だけに限らず、
動物家族も同じです。
残念ながら、
今世でのお別れがあった時は、
それも伝えてあげてください。
人間家族ですと、
病院から旅立たれ、
その後、ペットさんとの対面が
叶わないことも多いものです。
そんな時こそ、
伝えてあげてください。
「いつ帰って来るんだろう…」
そうやって、
ずっと待っているコもいますから。
動物たちは、私たち人間よりも
しっかりした死生観を
持っています。
「死」を自然サイクルの
一つとして捉えています。
多くの人間が持つ、
「死」に対する観念を
動物も持っているように
カンチガイなさらないでください。
「死」に関しても、
彼らの方が、本質を
知っていると感じます。
それを知ると、
私たち人間が、いかほどに
歪んだものの捉え方をしているのか
考えさせられます。
人間が見えない領域も見えている
人間が聞こえない領域も聞こえている
からでしょうか…
いつもエネルギーを
感知しているからでしょうね。
「魂は永遠」
という前提が覆りません。
ただ、支え合っていた
ペットさんたちの
どちらかが先立つと、
それを追うかのように、
もう一頭も、お空へ引っ越して
いくというケースもあります。
飼い主さんにとっては、
悲しみと淋しさのダブルパンチで
相当に、お辛いことですね。
お別れと出逢いの春。
身体は、デトックスの春。
桜も満開で、うららか、
心地よい季節でもある一方で、
心身ともに、
なかなか落ち着かない季節でもあります。
こんなときだからこそ、
ペットさんとしっかり
コミュニケーションをとって
互いの気持ち、本心を
分かり合いましょう。
心がつながっているという
絶対的な安心感。
何があっても、
安定していられる
妙薬です。