10日間の船旅から戻りました。
海の上の時間は、たおやかで、
どこか夢の中みたいで。
波に揺られながら、
日常の重力を手放していくような感覚でした。
けれどね、
楽しいだけでは終わらないのが、
人間の、そして、人生の面白いところ。
優雅な旅路にも、
「学び」のイベントは、
ちゃんと用意されているものです。
4日目、夫が体調を崩したのです。
飲み放題、食べ放題の船内。
3食どころか、24時間いつでも飲めて食べられる世界。
平均年齢は推定75歳。
杖の方も、車いすの方もたくさん。
それでも、みなさん驚くほどお元気で、
歌って、踊って、食べ、笑い、おしゃれして。
人生を謳歌している。
そんな中、うちの夫は……
わたしがカプチーノをいただく横で、朝からビール。
食事のたびに、またビールにワイン。
そして、2人分×10日分、
持参した健康サプリを「要らない」と拒否。
「要らない」と言うのなら、それも尊重。
説教も指導も押しつけない。
だって、自分の選択は自分の責任だから。
……と言いつつ、
内側では小さな悪魔ちゃんがささやく。
「いい年して自己管理できないなんてね」
「飲み放題だからって、なんて卑しい」
そんな声が沸き上がるのも、
また正直なわたし。
人は、自分で経験して、
自分の身体を通して、学ぶもの。
そして、自分で気づく必要があるの。
だから、止めない。
「ほらほら、だんだん来てるよね……」
とは、思うけれどね。
そして案の定。
4日目、夫は胃痙攣(←本人申告)を起こしました。
顔をゆがめ、うめき声。
ベッドに倒れ込む夫を横目に、静かに呟くのです。
「呑みすぎだね」って。
……鬼嫁ですか?
ええ、そう呼ばれるなら喜んで(笑)
これも気づきを奪わない愛でしょ?
やがて夫が言いました。
「これどうしたらいい? 治して……」
ここでようやく、ヒーラーの出番。
カラダスキャンしたら、
膵臓が悲鳴を上げていたので、ヒーリング開始。
その瞬間から、波のような痛みが、
半分、半分、また半分……
30分で痙攣は止まりました。
夫はぽつりと
「ふしぎ……」
「ふしぎじゃないよ。
何度あなたを救ってきたと思ってるの。
喉元過ぎれば熱さ忘れるって言うけどね」
でも、わざわざ言わない。
言わなくていい。
言えば「正しさ」になり、
愛のエネルギーがくすむから。
それよりね、同室に病人がいるのがイヤだったの。
苦しむ人を見るのが、本当に苦手。
だから、早く元気になってくれて、
ほんとうに助かった。
その後、夫は一滴も飲まず、
最後まで元気に過ごしました。
やれやれ。
よかった、よかった。
学びって、ほんとに大切ですね。
そして、もう一つの学び。
船で出会ったご年配の方々は、
本当に前向きで、人生を楽しんでいて。
「若い頃にいっぱい働いたから、もういいのよ」
「先は長くないもの。やりたいこと、全部やるわ」
その言葉は、わたしにチカラをくれました。
「生き切る」姿は、それだけで人を勇気づける。
今回、わたしは深く実感しました。
ヒーリングは
信じているから効くのではなく、
いのちが応えるから届く。
ペットさんのカラダも、家族のカラダも、
わたしたちのカラダも、
ただひたすらに生きようとしている。
カラダちゃんは、
自己中な持ち主を責めながらも、
黙って鼓動し、働き続ける。
その姿は、ペットさんと同じ。
カラダはいつも、純粋無垢で、健気で、愛おしい。
ヒーリングは、
相手が信じているかどうかではなく、
生きようとするいのちに、ただ手を差し出せばいい。
なにも嫌わずにね。
するとね、不思議と
「イヤだな」と思う人が、人生から自然と消えていく。
世界が優しく変わっていく。
今回の船旅のようにね。
10日間、不快に感じる人に
全く出逢わなかった。
世界は、わたしが選んだ周波数に合わせて変わる。
ぜひ、ヒーリングを学んだ方は、使ってくださいね。
実践してこそ、本当の力になります。
そして、歩く救急箱になりたい方へ。
愛で、いのちの声を聴いて、
ただ手を添えられる人になりませんか?
☆―――☆☆―――☆
【クォンタムタッチLevel1】
日時:2026年1月17(土) 24日(土) 10:00~18:00
場所:名古屋・上前津『ハピらぼサロン』
受講料:77,000円
詳細:https://pet-human-happy-labolatory.com/quantum-touch-level1/
申し込み:https://24auto.biz/dear-mum-rico/registp/entryform15.htm
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世界50か国以上で開催されているワークショップ。
あなたの「癒す手」が目覚めていく時間です。
今日も、あなたのいのちと、
大切な存在たちのいのちが
お健やかでありますように…。
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