4月4日、
亡くなってから、
3年半取り置いていた
愛犬・小雪のお骨を
合祀してもらいました。
昨年8月20日、
お空へ引っ越して
丸3年経つタイミングで
合祀を考えていました。
けれど、東京在住の娘が
立ち会いを希望したため、
延び延びになっておりました。
名古屋へ帰郷するタイミングで
先日、一緒にお寺へ出向き、
立ち会い合祀を執り行えた次第です。
小雪がお空へ還ったのが
2020年8月20日。
その翌年の誕生日である
3月26日に、
自宅からお寺の納骨堂へ
お骨を納めました。
毎月、月命日に
ご供養に通いました。
15年間、
わたしに寄り添ってくれたコ
ですからね。
その15年の間に、
想像だにしなかった
人生の大激変を経験しました。
2人の子供の子育てと
専業主婦が、わたしの仕事でした。
そこから、まさかの展開が起き、
現在は、主婦の名残りは皆無です。
すべてのきっかけは、
1匹の犬。
詳細は、本に綴りました。
https://bit.ly/3U6Ak73
このストーリーをご存知ない方、
本を読んでおられない方は、
ぜひ!
可能性は、どこに転がっているか、
わからないです。
いつからでも、どんな状態からでも、
あなたが決めれば、コトは動きます。
それを教えてくれたのも、
愛犬、小雪です。
小雪は、いつも身体を張って、
名いっぱいのエネルギーと表現で、
わたしの心の傷のありかと、
認知の歪みを教えてくれました。
その身体を犠牲にして示すやり方に
「もう勘弁してほしい」と
何度頼んだことでしょう。
わたしが踏み出す一歩が、若干ズレるだけで
カラダのどこかに不具合を出しました。
晩年、緑内障で眼球に異変が起きたとき、
その目には、誰が見てもわかる精度で
ハートの形が浮かびました。
愛をみて!
あれから5年の歳月が流れているけれど、
いまだにあの時の小雪からのメッセージに、
「この事を伝えてたんだなぁ」と、
気づくことがあります。
こんな濃ゆい縁があったコですのでね。
毎月のお寺通いは、
鎮魂だけでなく
感謝を伝える機会でもあり、
わたしのグリーフワーク、でもありました。
丸3年のご供養のとき、
読経中に、小雪の声が聞こえました。
「もういいよ」
お空へ還ってからは、
魂の存在は、とても遠くに感じておりましたので、
こんなことは、めったにないことです。
一区切り付ける時期が
来たことを悟りました。
小雪の存在にも、お骨にも、
まったく執着しているつもりは
ありませんでした。
お空へ還る時期も、
「こゆちゃんのタイミングで、どうぞ」
と、完全に委ねておりましたので。
ところが、合祀した日、
胸の辺りに、小雪の存在を、
はっきりと感じました。
何度も確かめました。
やはり、感じる…
手放すと、手に入る
この宇宙法則の通りのことが
起きたのかもしれません。
執着しているつもりはなくても、
無意識下で、カタチとしての繋がりを
持っていたかったのかもしれないです。
お骨は、亡くなったあとも存在しうる
唯一そのコそのものですから。
お骨の一部をモメリアルグッズにしたり、
お位牌を作っていただいたり、
そういう選択もあるのですが、
わたしは一切を『空』(くう)にしようと
考えました。
皮肉なものですね。
空にしようと意識すると
空にならない。
胸に強く小雪が飛び込んできました。
この感覚も、ゆっくりと消失していくのか、
ずっと続くのか…
その行方さえも、手放して
宇宙にゆだねてしまいたいと思います。
あなたには、
手放したくても手放せないものは、
ありますか?