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質問回答会。
11番目のご質問です。
ゆみさんからのご質問です。
↓↓↓
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りこさん、いつもありがとうございます。
今回質問を受け付けてくださるとの事ですので、
遠慮なく書かせていただきますね。
宜しくお願いいたします。
私は、命は全て平等だと思っています。
ですが、それを人間に伝えるのが
とても難しく感じます。
極端な例でお話しさせていただきますね。
例えばカメムシさんのにおい。
良い香りではないですが、
臭いと感じるのは人間の勝手であり、
カメムシさんのせいではありませんよね。
臭いからと嫌われ殺される事もある。
そういう時、自分の気持ちを押し殺し、
相手に合わせて『臭うよね』と
言えば良いんでしょうか??
正直、嫌なんです。
人間優位のこの世の中が。
熊が出てきたら、大騒ぎする。
熊が歩いていてはいけないですか?
なんのニュースやってるのか分からないんです。
人間の子が捨てられたら大事になりますが、
猫の子が捨てられたらどうですか?
人間の命と動物の命の何が違うのでしょうか?
そういう想いを押し殺し言わずに生きている為、
生きづらくて仕方ありません。
諦めるしかないのかと思ってますが、
りこさんはどのように思われますか?
長くなってしまいました。
申し訳ございません。
お話し聞かせていただけたら嬉しいです。
宜しくお願いいたします。
=====
ゆみさん、
ご質問、ありがとうございました。
カメムシさんやクマさんの分かりやすい事例を
あげてくださって、
ありがとうございました。
この問題は、議論に終点がありませんね。
だったら、病気を媒介するGは、どうなんだ!?
とか、
今、猛威を奮っているインフルエンザウイルスは
どうなんだ!?
(ウイルスは生物と無生物の間なので、
ちょっと感覚的には違うかもしれませんが)
とか、
うちのコの命を脅かす
フィラリア駆虫もしないってこと!?
というところへ、話が飛躍しやすいです。
まぁ、そういった極端な例は、
あえて脇に置いて、
一般的にお話しますね。
わたしは、すべての生物は、
共存できると考えています。
それが、たとえ、
人やペットの生命にとって
脅威の存在だったとしても。
この地球上に存在するものは、
すべて必要であって存在している
というのが、わたしの基本的な考え方です。
けれども、実生活において、
不都合な生物だっています。
もしかしたら、
現代人が快適な暮らしを求めると、
不都合な生物の方が多いのかもしれません。
けれど、不都合だから殺してしまえ!
というのは、あまりにも傲慢です。
きっとね、ヒトより先に、
その生物たちは、地球上に
存在していたに違いありません。
不快な虫が大量に発生するのは、
自然界の仕組みだと思います。
人間には、ただただ不快なだけかもしれませんが、
自然の営みにとっては、
必要不可欠な存在なのだと思います。
だったら、避ければいいんじゃないですか?
存在そのものを否定するより、
存在していてもOKだけれど、
自分の住空間の中には
入ってきてほしくないのでしたら
入ってこないように
工夫をすればいいですよね?
アロマオイルをうまく使って
虫よけをするのも、知恵の一つと思います。
そして、アニマルコミュニケーションで
「ここから先には、来ないで!」
と、伝えている方もいますよ。
ガーデニングが趣味な方には、
オススメですね。
これこそ、共存と思います。
そもそも、不快な虫が
住環境に居るということ自体
その環境の波動が陰性に傾いて
いるのでしょうから、
そのムシさんは、
注意喚起をしてくれている
のかもしれないですよ。
これについては、
イヤシロチとケガレチの回で
書きましたね。
クマが山から人里へ降りてくるのも、
山での自然の恵みではなく、
人里で食料を確保した方が
クマにとって都合がよいことを
学習したからでしょう。
都合がよい方へ流れるのは、
ヒトも動物も同じですね。
クマが、クマ本来の生態を
取り戻すための工夫を
知恵ある人間が行うことが、
望ましいと考えます。
ここまで、あなたは、
どう考えますか?
どんな考えもマル〇です。
では、ここから
カメムシを「臭い!」と忌み嫌う人、
つまりは、自分と意見が合わない人との
付き合い方を述べたいと思います。
ゆみさんは、ずいぶんと
我慢をしておられるように感じます。
他人の意見や考えに、
同調を必要はありません。
ゆみさんの「命は全て平等」という信念を
曲げないでください。
周りの意見に、ムリに合わせようとすると、
心が拒絶をして苦しくなります。
だからと言って、
「カメムシ臭い!」と忌み嫌う人を
否定したり、嫌う必要もありません。
相手を否定すると苦しくなります。
「あなたは、そうなのね。
ふ~ん。
私は、そうは思わない」
以上です。
あえて、口に出して言う
必要もありません。
そう心の中で思えばいいのです。
ただ、自分と違う考え方の人が
そこに居るだけです。
なんの感情も伴いません。
自分の考え方に、相手も合わせてほしい
とか、
そんな考え方は、間違っている
とか、
意識が低い人だ!
なんてことが、もしも、頭をよぎったら、
それは、「カメムシ臭い!」という人を増やすか、
そういったシーンに、
もっと出くわすことになります。
コレ、理解できるでしょうか?
「拒絶すると継続する」
というのが絶対法則です。
結果として、
カメムシを嫌う人を、嫌うことで、
カメムシは余計に嫌われるのです。
その人が、カメムシを嫌うことと
あなたが、その人を嫌うことは
同等なのです。
カメムシの悪口を言う人のところへ、
カメムシちゃんは現れます。
噂をすれば影、というやつですね。
同じように、
あなたが、カメムシ臭いという人を
嫌えば嫌うほど、その人は、
「カメムシ臭い!」と
あなたの前で口にすることでしょう。
あなたが好む人も、好まない人も、
いろんな人が居る。
いろんな人がいる多様な世界を
受け容れてしまえば、
その人は、あなたの前から姿を消す
あるいは、もうカメムシのことを
話題にしなくなるでしょう。
ひいては、
カメムシが抹殺されることを防止します。
すべては自分のマインドによります。
結果が、「いのちを区別する状況」であるなら、
それは、原因として、自分のマインドの中に、
「いのちを区別すること」が存在するのでしょう。
結果が、「命は全て平等という状況」であるなら、
それは、原因として、自分のマインドの中に、
「命は全て平等」が存在するのです。
すべては、自分次第。
他責思考から自責へ。
セルフラブメソッドで重点的に
お伝えしていることでもあります。
ですから、
自分の心が安寧であることが、
世界の平和への近道なのです。
たおやかな地球を創りたい!
だからこそ、わたしが日々、
意識していることは、
自分の心が、凪のように
鎮まっているかどうかということです。
最初のゆみさんのご質問に戻って、
ゆみさんには、
「命は全て平等」という素晴らしい
信念を貫いていただきたいです。
それを相手に説明しようとしなくても、
わかってもらおうとしなくてもいいのです。
ゆみさんさえ、ご自分の信念を大切になさって、
いろんな人がいるよね、ふ~ん
と、決して、相手を否定せず、
うまくその場をかわしていけば、
「命は全て平等」という価値観の人と
出会うはずです。
気づいたら、似たような価値観の人たちに
囲まれているはずです。
そうすれば、ゆみさんの御心は
平穏になりますよね?
すべては自分次第です。
一緒に、たおやかな地球を創りませんか?
ふぁいと~~ !(^^)!
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