質問回答13「りこさんの起業、初めの一歩から今日までの歩みは?」

メルマガ発行1000号記念

質問回答会。

13番目、最後のご質問となります。

あやさんからのご質問です。
↓↓↓
=====

こんにちは。

いつも楽しく拝見しております。

ためになるお話をありがとうございます。

質問です。

私は今、専業主婦なのですが、何か自分が好きな事、
出来る事で収入を得られたらなと思っています。

まだ何をしたら良いか分からない状態なのですが、
りこさんは、初めの一歩は、どんな風だったのでしょうか。

具体的に、最初にした事は何でしたか?

そこからどのようなステップで
今の様な形に進んでいったのでしょうか。

それと、私は文章を書くのが苦手で、
ブログやSNSで発信するのは
難しそうだなと思っているのですが、
りこさんは、表現する事は得意でしたか?

いくつも伺ってすみません、
宜しくお願い致します。

=====

あやさん、

ご質問、ありがとうございました。

わたしが、アニマルコミュニケーターとして

起業をしたのは、2012年のことでした。

アニマルコミュニケーションを習ってから

約1年後のことです。

前号のメルマガで、

アニマルコミュニケーションを他者にも

やりたいと思った出来事は記しました。

だからといって、

それをお仕事にしようなんて、

微塵も考えていませんでした。

ワンコ友だちのお役に立ったらいいかな…

それくらいにしか思っていなかったのです。

ところがですね、

お友達の紹介で訪れた、とあるサロンで

不思議なことが起きました。

そこにいらしたカウンセラー兼、

ビジネスコンサルタントを名乗る方が、

わたしの頭上(空中)を見て、

「あなた、何かやっていらっしゃるでしょう?」

と、おっしゃったのです。

わたしが、まだ、何も話してもいないのに。

「えっ? わたし、ただの専業主婦で、

何もやっていませんよ」

と、お答えしましたが、

食い下がられました。

「いや、何かやっておられるはずです」

その頃は、まだアニマルコミュニケーションの

スクールに通っていて、

「何か人に喜ばれることができたらいいな~

それが、アニマルコミュニケーションだったら嬉しいな~」

という程度の、ぼんやりした望みでした。

あやさんに、似ているかもしれませんね。

ですから、その方には、

専業主婦だと伝えたのですが、

今から思うと、願望エネルギーが、

わたしの体から、漏れ漏れに

なっていたのかもしれないですね。

その方には、そのエネルギーが見えたのでしょう。

それを察したわたしは、

「アニマルコミュニケーターになりたいとは

思っていますが、

それをお仕事にするなんて、

どうやったらいいのか知りませんし、

まだ学び中ですので」

と、お伝えしました。

すると、その方は、

「その、アニマルなんとか、

それ、いけると思いますよ」

と、おっしゃるではないですか!?

ビックリしたのと、

ちょっとうれしかったのですが、

「テキトーなこと言っちゃって」

と、真に受けることはありませんでした。

用を済ませて、サロンから帰ろうとすると、

その方が、また話しかけてこられました。

「ブログとか、書いてないんですか?

ブログのタイトルを置いていってください」

と、具体的なことを指示されたので、

「さっきのは、冗談じゃなかったのか、

ブログのタイトルくらい教えても大丈夫かな」

と、当時書いていたアメブロのタイトルを

お教えしました。

そこから、ちょっとした経緯があって、

その方の講座を受講することになりました。

7か月間の自己啓発の講座でした。

講座後には、毎回、食事会がありました。

初回の食事会で、

どういうわけか、わたしのブログを

その場で、ちょちょいっと

商用ブログにカスタマイズしてくださったのです。

ブログのタイトルも、肩書きなども、

すべて変えてくださったのです。

「これで、いけるから」って。

そして、こんなこともおっしゃいました。

「面白い映画は、最初から面白い。

面白い芸人も、最初から面白い。

面白い人も、最初から面白い。

だから、いける!」

素直に喜んでいい言葉なのかどうか、

苦笑いしかできませんでした。

でもね、その方のお顔は真剣そうでしたから、

その本気度に、びっくりするやら、

ありがたいやら、ドキドキするやら。

ですから、これからデビューしようとする人が

足踏みしたくなる気持ちは、とってもよくわかります。

これで、いける!って言われても、

どうやって、この先を進めるのよ…

社会で、まともに働いたこともないのに、

いきなり、これで仕事せ~!!って、

そんなご無体な…。(笑)

当時は、今のようにSNSは

普及はしていませんでした。

Web集客と言えば、

みんなアメブロ!という時代。

とにかく、アメブロでの発信の仕方や

個人セッションの募集の仕方なども教わり、

その方が率いておられたチームのスタッフさんにも

色々とお世話になりました。

アメブロでの発信に慣れたころ、

その方のメルマガで、

わたしを特集くださいました。

約1か月半に渡って。

そうした後押しを受けて、

アメブロで個人セッションを募集するたびに

即、満席となっていきました。

これが、わたしの初めの一歩です。

まるで、芸能事務所のスカウトに

遭うかのような体験でした。

これも天の采配だったのでしょうね。

こんな出来事が起きていることが、

スクールでバレてしまいました。

別に隠すことではないのですが、

実際に、それは先生の逆鱗に触れたのです。

今だったら、ブログカスタマイズを

外注するなんてことは、当然のことですが、

当時は、まだ早すぎたのかもしれませんね。

これが直接の原因となって、

スクールを去ることになりました。

すごく心細かったです。

でもね、すごくショックだったこの一件も、

後々、考えてみると、

天の采配だったと思わざるをえませんでした。

そんなことでもなければ、

こうして独立起業して、

あやさんに出逢うこともなかったわけですから。

ほんとに、人生は、

すべてはうまくいっていますね~

アニマルコミュニケーションの個人セッションでは、

時には、難しい課題を持ち込む

クライエントさんもおられます。

当時のわたしには、

その問題解決をするだけの力量が

足りないケースもありました。

でも、相談する場がないのですから、

とにかく、自分の全能力、全知識を使って、

全身全霊で、真摯に、誠実に

クライエントさんに向き合うしかなかったのです。

わたしの最初のクライエント10人のうちの

一人が、現在も一緒に活動をしてくれている

上田真由さんです。
https://pet-human-happy-labolatory.com/about/mayu-ueda/

当時の、まゆさんちの猫さんのお悩み事が

わたしには、深すぎて難しかったです。

今なら、なんてことなく

30分のセッションでも終えられそうなことですが、

デビューしたてのわたしには、ハードルが高くて、

おかげで、とっても勉強になりました。

これも天の采配!

天にトレーニングされたのです。

こうして、わたしの個人セッションを

受けてくださった人たちから、

「アニマルコミュニケーションを教えてほしい」

というご要望をいただき、

お教えする運びとなりました。

それが、現在のアニマルコミュニケーション中級講座です。

当時は、まだzoomもなく

Skypeの時代です。

でも、デビュー当初から、

Skypeを使ってオンラインのセッションや

講座をやっていましたから、

時代が、zoomのオンライン全盛となっても

ちっとも戸惑うことはありませんでした。

しかも、zoomが日本に入ってきて間もなくのころ、

まだ英語のサイトしかなかったころから

zoomを使っていました。

こんなに世の中の主流になるなんてね。

わたしの人生全般を振り返っても、

次に世の中で流行するものを

先取りするのが、パターンとしてあります。

興味深いです。

こんなラッキーな後押し続きで、

いつしか、これを仕事にしようと決めました。

「世界を変えたい!」

なぜか、そういう想いが

ふつふつと湧いていました。

育児と家事しかやったことがないのに、

なぜ、そんな壮大な想いがあふれるのか、

いまだにわかりません。

あえていうなら、

魂に刻まれた使命を

思い出したのでしょうか。

「世界を変える!」

この情熱だけは、誰にも負けない!

「世界が変わるなら、

どんな努力もいとわない!!」

そう肚を決めたのです。

実際に、仕事にするにあたり、

「誰かに頼るのは、止めよう!」

とも思いました。

スクール時代のご縁を頼ること、

デビューを後押ししてくださったチームの

ご縁を頼ることは、一切しない!

と、決めたのです。

「人のふんどしで相撲を取らない!

誰も、わたしのことを知らない段階から始めよう!

自分で、ゼロから、つくっていこう!」

そう決めて、せっせとアメブロを

書いておりました。

ありがたいことに、

デビュー以来、今まで、

発信するネタに困ったことはありません。

逆に、ネタがあふれてくるあまり、

発信しそびれて、腐っちゃった…

というタイプです。

書くことは、元々、好きでした。

主婦時代は、新聞に投稿するのを

趣味としていた時期もありました。

子どもの作文や読書感想文は、

学校内だけでなく、地域で表彰されるのが

楽しみでした。

ですから、過去2冊出させていただいた

書籍は、いずれも、ライターさんは入れず、

自力で書いております。

決して、文章力があるわけではありません。

りこちゃん語、とか、りこちゃん節、

などども言われますが、

それにも、なんの抵抗もありません。

わたしの魂が、書かせているものですから。

いわゆる、自動書記に近いですね。

要は、文章力のなさを批判されることより、

伝えたいことの情熱の方が大きいのです。

わたしの書籍をお読みになって

ハピらぼをお訪ねくださる方も多いです。

言霊で共鳴し合えるは、

とってもうれしいです。

起業以来、個人事業主として

活動をしていたのですが、

そろそろ法人化したいと思っていたころ、

うちのコが旅立ちしました。

「マミィ、一緒に、もっと大きなことをしよう!」

これが、うちのコからのメッセージ。

たましいの星詠みによって、

寺内さと子さんから伝えられました。
https://pet-human-happy-labolatory.com/tamashii-hoshiyomi/

ハピらぼには、スタッフが7名おります。

これまでの受講生さんも、500名以上います。

それぞれ、ご家庭があります。

きっと、アニマルコミュニケーションなんて、

ご家族に理解される方の方が少ないでしょう。

そんなときに、法人であった方が、

信用度が上がると考えました。

ご本人にも、ご家族にも、

安心していただける場であることを

法人という形で示したかったのです。

現在、法人4期目に入っています。

個人事業主3年目から現在まで、

ずっと税金を収めることができています。

これも、最初にデビューをサポートくださった方の

教えがあってこそです。

「数字は、貢献の数。

人を幸せにすることに、
怖れることは何もない。

人を幸せにしに行け!!」

人に貢献した数が、売上金額という数字になり、

それにより納税という形で、社会に貢献できる。

社会の循環に、仲間入りさせてもらえる

喜びと感謝を、活動を通じて感じています。

初めての納税の時のことを、

今でも鮮明に覚えています。

納付書を持って、近くの郵便局まで、

ルンルン♪でした。

心の中では、スキップしていましたね。

一般的には、

「税金を取られる」という解釈なのでしょうが、

わたしにとっては、「税金を納めることができる」です。

納税ができるのは、

人に貢献できた証と、豊かさの象徴です。

やりたいこと、好きなことで、

これができるのですから、

とってもありがたいです。

好きなことで起業する

きっと、来年も、これを希望する方は

増えると思います。

これから、好きなことを仕事にしたい人に

一つだけアドバイスができるとすれば、

希望を叶えるために必要なのは、

「情熱」だということ。

寝食を忘れるくらい没頭できるコト、

他人が「スゴイ努力」と言うけれど、

自分は、努力しているつもりなんてなくて、

やりたくて仕方なくて、やれちゃうコト。

情熱というハイカロリーなエネルギー量が、

そのまま収入という形に変わるのだと思っています。

あやさんの参考になれば、幸いです。

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