二足歩行ワンコと宙づり幼稚園児の将来が危うい

先日、こんな光景を目にしました。

朝8時すぎ

お散歩中のワンちゃん。

いつもなら、目を細めて

眺めるシーンなのに、

この時は、わたしの心がチクリ

と反応を示しました。

ワンコは、

イタリアングレーハウンドでした。

たぶん、まだ若いオトコノコ。

オシャレなお洋服を着ていてね。

イタグレさんは、

お洋服が似合いますよね~

とっても幸せな毎日

なんだろうなぁと。

なのに、なぜ、わたしの心が

反応を示したのか…

ママが持つリードは、

ピーンと張り詰め、

ワンちゃんは後ろ脚だけで

二足歩行状態で

ママが散歩させられているよう。

これを朝夕、

毎日毎日続けてるの!?

このコのお首、

骨格は大丈夫かしらん??

と、またまた健康オタクの

お節介オバチャンが

発動してしまったのですよ…

まだ若いコなので、

今は、表面的に不具合は

現れていないかもしれない

ケドね…

これが毎日積もり

積もったときのね、

負の貯金は、

うれしくないですよね。

いつか痛いところが

出てくるんじゃないかと

思うわけですよ。

こうして骨格の歪みがあると、

内臓が本来の位置に収まらず

その臓器本来の機能が果たせずに

内臓の不調にまで及ぶことに

なるかもしれません。

再三申し上げているように、

今得ている結果の原因は、

どこかにあります。

たとえ、原因不明と

診断をされても、

わたしはそれに

甘んじたくはありません。

内臓の不調の原因が、

毎日のお散歩のスタイルにあるなんて、

多くの飼い主さんは、

思いもしないでしょう。

そんな視点は

お持ちではないでしょう。

今得ている結果が、

不都合な結果なのであれば、

その原因がどこにあるのか、

トコトン探ろうとしたことは

ありますか?

内臓の不調が、骨格の歪みかもしれず

それが毎日のお散歩の仕方に

原因があると仮定すると、

どこを改善すればいいと思いますか?

もし、わたしが、そのイタグレの

飼い主さんにアドバイスをするとすれば、

「まずは、リードの持ち方を

変えてみませんか?」

と、リードの扱い方から

お話したいと思いました。

リードの先端の輪っかは、

親指にかけて持つ。

わたしには当然すぎて、

多くの方が知らないということが

青天の霹靂でした。

両手は、いつでも自由に使えるように。

両手で足りないときは、

両足も使えるように。

わたしはエプロンバッグを

自作して、お散歩に必要なグッズは

全部、腰に下げていました。

うんP拾ってる間も、

リードを短く踏んでおけば、

目を離した隙に

ウロウロ~っとできないでしょ?

拾い食いが止まらない

というご相談もありますが、

そのコをしっかり見ていたら、

目線の先にナニカを見つける瞬間に

気づくはず。

気づいても、間に合わないということは、

リードさばきがマズいのかも。

それ以前に、

リードの持ち方、使い方を

知らないのかな??

リードは、命綱でもあります。

そのコと手をつなぐための

道具でもありますね。

思わぬ事故を防ぐ

こともできますし、

使い方次第では、

イタグレさんのように

体を痛めてしまいますね。

「ペットさんの体調不良や問題行動は、

飼い主さんのメンタルの投影ですよぉ〜」

こんな高度な視点を普段は、

扱っていますが、

いや〜 

このお散歩シーンを見て

もっともっと下界に降りる

必要性を感じました。

と・・・

その200メートル先で、

お母さんに、腕をガッチリつかまれて、

半分宙づりになりながら、

連れられている幼稚園児と

すれ違いました。

あぁぁぁ~

この子も、その腕が痛むよ。

子供の頃についた尻もちが、

中年期になってから

体調不良の原因となることだって

あるのですよ~

幼稚園バスが来るから

急がなくちゃ!

ということであれば、

あと1分早くお家を

出るようにしましょうよ。

たった1分の余裕のなさで、

その子の一生が変わるんだよぉ~~

心の余裕

ほんの少しの基本の知識

が未来を変える。

そんなことを感じた

朝の一コマでした。