大切な人をダメにする一見親切なパターン

前回配信のメルマガに

反響がありました。

「私のために書かれてる!?」

「ハッとしました!」

「心に刺さりました!」

ということですが、

刺しているつもりは

毛頭ございません!

それでも、

そのように受け止められている方々が

いらっしゃるのは、事実ですね。

刺さる内容ですと、

反響も大きい反面、

購読解除も多いものです。

このメルマガの内容が

既知、熟知されていて

何のお役にも立たないのであれば、

それは、わたしにとっては

とてもうれしいことです。

だって、たおやかな地球を

創造してくださる

一定層の方だと思うから。

このメルマガを卒業できる人が

増えることは、喜ばしいことです。

卒業できる方はいいとして、

心に刺さる現役読者さんへ。

思い通りの人生も

思い通りにならない人生も、

どちらも、実は、

思い通りになった結果なのです。

禅問答のようですか?

思い通りの人生を

歩まれている方は、

いわば、卒業された方ですね。

「人生は自分の思い通りにばかりにはならないものだ」

ということを、受け容れて、

その場、その場で折り合いをつけながら

上手に生きている人たちです。

ということは・・・

外側に何か働きかければ、

思い通りになるんじゃないかと

錯覚している方が、

不平不満愚痴文句の呪文を

唱えているのでは??

人生がうまくいくカギが、

どこかにあるに違いないと

探しているのかもしれませんね。

そんなカギ、

この世にはありませんよ~~

だって、

「なにもかも自分の思い通り!」

こんなの怖くないですか!??

世界を支配しようとしているのですか??

と思ってしまいます。

世界を支配できるカギが、

どこかにあるならば、

わたしが欲しいです!!

一瞬にして、この地球を

たおやかにするために使います!!

まぁ、そんなことはムリなわけです。

それなのに、

多くの人がやらかしているのが、

自分の思い通りにならないものを

自分の思い通りにしようとして

相手からの抵抗に合い、

その相手のことを悪く思う、

悪く言う。

つまりは、呪文を唱えちゃう

ということです。

特に、家族間で発生しやすいですよね?

夫婦間、親子間、兄弟間で、

「相手をわからせようバトル」が

起きていないでしょうか?

いくら夫婦でも、親子でも、

相手には、その人なりの人生があります。

その人の責任において

なされる必要があることについて、

首を突っ込んで、

アレコレいうパターン。

今ね、夏休みですからね、

来月、お盆も過ぎると、

このパターンでのバトルが

起きやすいのではないでしょうか?

「宿題やったの?」ってヤツですね。

秋になると受験生をお持ちの

お母さんが、このパターンにハマるのでは?

過干渉も酷くなると、

もはや脅しに近いですからね。

「勉強しないと、〇〇になるよ!」

って、ヤツね。

「それ、ホント??」

って、訊きたいですよ!

そうかもしれないけど、

そうじゃないかもしれないですよね?

心の距離や空間の距離が近いほど、

相手への干渉が強くなることが

ありますね。

「見てられない…」

のでしょうね。

その先に、よからぬ未来像を

イメージしているからに

他なりません。

そして、それが現実化したとき、

自分がいたたまれないのです。

それは、相手の責任であるものなのに。

まるで、自分の責任であるかのように

錯覚してしまうか、

あるいは、

誰かに責められる自分を

想像してしまって

いるのかもしれません。

自分の汚点にならないように

したいですものね。

だけれど、

相手の間に、しっかり心の境界線を

引くことが大切だと

わたしは考えています。

夏休みの宿題は、

夏休み中に終わらせる必要があります。

そんなこと、本人がよくわかっています。

終わらせれば、どうなって、

終わらなければ、どうなるのか…

選択課題と必須課題があるとすれば、

必須課題だけやる子もいるでしょう。

それに花丸つけられるお母さんもいれば、

必要最低限では気が済まない

お母さんもいるでしょう。

これは、夏休みの宿題をめぐる

母子間のバトルだけではありません。

同様の出来事が、あらゆるシーンで

繰り広げられます。

自分の役割の範囲内で、

関わればいいのにな~、と

思うことがよくあります。

例えば、夏休みの宿題で

「工作をするのに材料を買う必要がある」

と、お子さんが言うなら

一緒に買いに行くとかね。

どんな工作をするのか決めるところから

制作まで、全部、親が関わって、

子供は親任せにするしかない状況だと、

その先の人生において、

自分で決めることができないでしょう。

考える力が削がれてしまいます。

決めて、行動し、その行動に責任を取る。

こんな生きるチカラを育みたいと

思いながら、現実は反作用となっている、

なんてね。

成人しても、自分で決められない子に

会ったことがあります。

勉強はとても優秀なのだけれど、

母の手を経ないと何一つ決められない。

母にとって、「いい子」であるための

行動を選択することはできるのです。

だけど、自由選択を迫られると

どう動いていいのかもわからない。

自分なりに動いてみても、

周囲の人には、不穏な動きに見えて

受け容れられない。

社会に馴染めない。

自信喪失。

親や先生が決めてくれていたときは、

何不自由しなかったから、

社会に出るまで気づかなかったのでしょうね。

こんな人にとって、

新しい環境や

新しい人間関係は、

恐怖でしかないでしょう。

おこもりしたくなる気持ちが

わからなくもありません。

誰かの人生を支配してはいけないし、

そもそも支配なんてできないのです。

そうではなくて、

不平不満愚痴文句を発したくなる

自分の心にしっかり首輪をつけてください。

野放しにしないで!

今回は、親子の一例をあげましたが、

これは、夫婦間でも起きます。

親子でも、

自分が親の立場のときもあれば、

子の立場のときもあるでしょう。

気の利く妻は、

夫をダメにするでしょうし、

いい子は、親を

人として成長させないでしょうね。

そして、

飼い主さんも、

うちのコをダメにしてしまっていませんか?

ダメにするのは、

クッションだけでいいですぅ~♪

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