連休明け、ペットお疲れ症候群に罹ってませんか?

連休明けの動物病院は、
きっと今日あたりから混み合うと思います。

ゴールデンウィークが明けましたからね。

今年は、長い方だと
12連休だったそうです。

飼い主さんにとっては、
うちのコと長く一緒にいられる
幸せな時間だったのではないでしょうか。

いつもより一緒にいる時間が長い。

いつもよりたくさん撫でる。

いつもよりたくさん話しかける。

お出かけしたり、
来客があったり、
家族がそろったり。

人間にとっては、
楽しくて、うれしくて、
心がゆるむ時間だったかもしれません。

けれど、ペットさんにとっては、
少しがんばりすぎた時間だったかも。

大型連休明けは、
動物病院が混み合いやすい時期です。

よくある訴えは、
嘔吐や下痢。

もちろん、症状があるときは、
必要に応じて動物病院を受診してください。

嘔吐や下痢が続く。

ぐったりしている。

水も飲めない。

血便がある。

いつもと明らかに様子が違う。

そういう場合は、
迷わず専門家に診てもらってくださいね。

その上で、
今日は少し違う視点から
連休明けの不調を見てみたいと思います。

なぜ、連休明けに
ペットさんの嘔吐や下痢が増えるのでしょうか。

食べ慣れないものを食べた。

生活リズムが崩れた。

お出かけで疲れた。

来客で緊張した。

そういう理由も、もちろんあります。

でも、わたしが長年見てきて感じるのは、
それだけではありません。

ペットさんは、
飼い主さんのエネルギーを
とてもよく感じています。

普段、仕事や家事や人間関係の中で
飼い主さんが知らず知らずのうちに抱えていたもの。

緊張

疲れ

不安

飲み込んできた感情

そういうものが、
連休中にうちのコと一緒に過ごすことで、
ふっと緩むことがあります。

飼い主さんは、
「このコといると癒される」
と感じます。

それは本当にそうです。

でも、その癒しの裏側で、
ペットさんが飼い主さんのものを
受け取りすぎていることがあるのです。

ペットと飼い主は合わせ鏡。

ペットさんは、
飼い主さんの心や状態を
とても繊細に映してくれます。

そして、そのコによっては、
飼い主さんの癒しを手伝うために
がんばりすぎてしまうことがあります。

その結果、
体の中に受け取ったものを
外へ出そうとして、

上から出ると嘔吐。

下から出ると下痢。

そんな形で現れることがあるのです。

もちろん、すべての嘔吐や下痢が
飼い主さんの影響だという意味ではありません。

病気の場合もあります。

食事や環境の影響もあります。

そこはきちんと見てあげる必要があります。

けれど、
そのコの不調を
そのコだけの問題として見るのではなく、

「このコは、
何を受け取ってくれていたのだろう」

「わたし自身に、
貯まりすぎていたものはなかっただろうか」

そんなふうに見てみることも、
とても大切です。

健康には、器があります。

たくさん入っても大丈夫なコもいれば、
少し入っただけでいっぱいになるコもいます。

体力のあるコ

若いコ

運動量の多いコ

出す力が強いコ

そういうコは、
少し生活が乱れても踏ん張れるかもしれません。

一方で、

シニアさん

体力が少なめのコ

冷えやすいコ

緊張しやすいコ

エネルギーの影響を受けやすいコ

そういうコは、
健康の器があふれやすいです。

これは、人間も同じです。

同じものを食べても平気な人もいれば、
すぐに胃腸にくる人もいます。

同じ予定をこなしても元気な人もいれば、
翌日寝込んでしまう人もいます。

器の大きさは、
一人ひとり違います。

だからこそ、
そのコの器に合わせたケアが必要です。

ここで大切なのは、

足す前に、引くこと。

多くの方は、
何か不調があると
何を足せばいいかを考えます。

このサプリがいいかな。

このフードがいいかな。

手作り食にした方がいいかな。

何を食べさせたらいいかな。

もちろん、
よいものを選ぶことは大切です。

手作り食も楽しいです。

食べなかったコが、
手作りにしたらおいしそうに食べてくれる。

その姿を見るのは、
飼い主にとって本当にうれしいことです。

でも、その前に見てほしいことがあります。

今、そのコの健康の器の空き容量は?

体は受け取れる状態ですか?

心は安定していますか?

もう、いっぱいいっぱいになっていませんか。

足し算をする前に、
まず引き算です。

なるべく入れない。

入ってしまったものは、
スムーズに出してあげる。

予定を詰め込みすぎない。

来客のあとには休ませる。

食べ慣れないものを増やしすぎない。

撫でることさえ、
そのコが望んでいるかを感じてみる。

飼い主さん自身も、
疲れや感情をため込みすぎない。

これが、
ペットさんの健康の器を守る
とても大切なホームケアになります。

先日、新星アニマルコミュニケーション講座の
第3回目がありました。

テーマは、ホームケアでした。

そこでお伝えしたのも、
まさにこのことです。

健康を守るためには、
何かを足すことより先に、
余分なものを入れないこと。

そして、
入ってしまったものを抜いてあげること。

そのためには、
そのコの状態を感じる力が必要です。

今、疲れていないかな?

眠れているかな?

休みたいのかな?

ひとりになりたいのかな?

触ってほしいのかな?

もう十分なのかな?

こうして聞いてあげることが、
アニマルコミュニケーションの
いちばん日常的で、実践的な使い方です。

特別なメッセージを受け取ることだけが、
アニマルコミュニケーションではありません。

そのコの小さな変化に気づくこと。

体と心のサインを感じること。

そのコにとって
今いちばん楽な選択をしてあげること。

それもまた、
大切なアニマルコミュニケーションです。

病院に行くことは大切です。

でも、病院に行ったら
それで全部終わりではありません。

いくら信頼している獣医さんであっても、
大切な我がコを丸投げはできないですよね?

そのコのそばで、
そのコを毎日、見ているのは飼い主さんです。

だからこそ、
飼い主さんが日常の中で
整えてあげること。

安心できる環境を作ってあげること。

それが、そのコの体を支える
大きな力になります。

連休明けに、
うちのコが少し疲れているように見えるなら。

嘔吐や下痢があるなら。

ただ困った出来事として見るのではなく、
その奥にあるサインを見てあげてください。

このコは、何を受け取っていたのだろう。

このコの器は、
今どれくらいいっぱいなのだろう。

次の連休には、
どうしたらもっと楽に過ごせるだろう。

そんなふうに見てあげるだけで、
次にできることが変わります。

ペットさんは、
わたしたちを癒してくれる存在です。

でも、癒してもらうだけではなく、
そのコが受け取ってくれたものを
抜いてあげることも、
飼い主さんにできる愛です。

うちのコを守ることは、
自分自身を整えること。

自分自身を整えることは、
うちのコの健康の器を守ること。

連休明けの今日、
どうかそのコの様子を
いつもより少し丁寧に見てあげてください。

その小さなサインは、
そのコからの愛のメッセージかもしれません。

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